お花見
家から少し離れたところに梅林公園があり。
以前から旦那さんと「梅の時期になったら見に来よう!」と話していて。
最近暖かい日が続き、近所のお庭の梅が咲き始め、
「そろそろ行ってみようか」という話になり。
今日は二人でお花見に行ってきました。
「お花見」といっても、梅ですが(笑)
・・いい匂い♪
園内にはいろんな種類の梅の木が植えられていて。
紅い色の梅の木はどれも満開に近い状態。
白い梅は咲き始め~これから、といった感じ。
枝先に鼻を近づけてクンカクンカしていると、
それを見て「なんか犬みたいだ(笑)」と旦那さん。
私「ふんがー!!(怒)」
「花見って、オレは桜より梅の方が好きだな。」
園内を見て回っていると、旦那さんがそうポツリ。
私「そうなの? 桜もきれいじゃん??」
旦那さん「うん。でも梅の方が静かで、ゆっくり花を見てまわれるじゃない。桜も好きだけどね。」
確かに。
周りを見回すと私たち同様、梅の花を楽しんでいる人たちが比較的多くいるけれど、その割に園内はすごく静かだ。
私「桜の花見だと=酒盛り=にぎやか、ってイメージは確かにあるね。
梅だと酒盛りをするには時期的にまだ肌寒いからかな?(笑)」
旦那さん「桜の時期もまだ夜は寒いぞ~? こっちじゃダウンジャケットいるし」
私「えぇえ~っ。そんなに?? 関東の春って寒いんだねぇ。。」
そんな話をしながら歩いた、関東の2月末でした。
「ごめんね」は、何のため。
ちょっと考えることがあって、
自分の心境と頭の整理を目的として書いているので、長いです。
そしてカテゴリーの通り、ちょっぴり暗め。
ご了承を。
夕方。
旦那さんと私の共通の友人(オンラインのゲームの友人)から
「今日の夜は、何してる? (旦那さん含めて)遊ばないか?」と連絡がきてO.Kしたのですが、結果から言うと・・
ものの見事にすっぽかされた。
流れとしては・・
夕飯後に連絡するも応答はなく、
2時間半後「ごめん! 仕事で疲れてて寝てしまった!!」と連絡が来る。
それでも「今からちょっとだけでも遊べないか」とのことで。
「1時間くらいなら。」と返信。
お礼と謝罪の言葉の後、
「他に(私たちが夕飯を済ませている間の時間を使って)遊ぶ約束をしていた友人がいて、そっちにも謝ってくる」と言って、さらに待たされる。
「お待たせ!」と連絡があった後、
今度は「ゲーム内に入れない(泣)」と連絡が来る。
→システム障害が発生しているということが判明。
「また後日ね」とその友人に伝えると、
「明日私は休みだから、明日Hちゃんが大丈夫だったらメールください!」と言われ、それを了承。
→翌日。
その友人から朝6時に「起きました!!」と連絡がくる(←え。
朝食などの支度をして旦那さんを送り出した後、
朝の挨拶とまだ起きてるかどうかの確認を兼ねて友人に返信。
→15分ほどで相手から返信が来る。
→すぐさま「遅くなってごめんね」とお詫びのメッセージを送る。
→返信来ず。
→6時間後に「ごめぇえええん! 昨日仕事帰ってきてまともに寝ないでゲームで遊んでて。二度寝して起きたらこの時間だった!!!」と連絡が来る。
→40分後「うん、わかった。今から空いてる?」と返信
(そもそも返信する必要があるかどうか、と考えていた)
→しばらくたって「親しい友人から悩みごとの相談メールが来たので、今から話を聞いてきてもいいだろうか」と連絡が入る。
「(半ば呆れつつ、『まぁ、事情が事情だ。。』と自分に言い聞かせつつ)わかった。行っておいで。遊ぶのはまた今度ね」と返信。
友人「(謝罪&友人からの相談の件についての軽く事情説明+再度こちらへ謝罪)」
→夕食の時間に「今日の夜は何してる??」と再度連絡が来る。
なんというか・・
(色々な意味を含め)懲りねぇなぁ。と思った。
同時に「この人にとって『約束』って何なんだろう」と思った。
正直に言うと。
この友人と遊ぶ約束をして、相手が時間通りに来たことはほぼ無い。
稀に時間通りに来たとしても「あ、ちょっとだけいい? 〇〇してくる!」と来たそばから席を立って再度待たされる感じ。
なので、こっちも他のこと(家事とか)をやって時間を潰しつつ待つ、
(どうせ時間通り始まらないだろうし。。)というスタイルがすっかり定着してしまっている。
なので、大幅に遅れてきたり、約束が守られなかったとしても
怒りはさほど感じてはいないのですが。
代わりに、半ば呆れの感情だったり、落胆だったり。
あとは「なんでこの人はこうなんだろう??」という疑問が湧いてくる。
・・ちょっと、この疑問が気になってきたので掘り下げてみる。
”この人にとって、『約束』って何なんだろう”
・・まず、私にとっての『約束』とは何か?
→私にとって約束とは、守るべきもの。
相手が大切相手であれば、なおさらその約束を守ろうとする。
それは何故か?
→相手を傷つけたり、がっかりさせたくない。
約束を破るということは、相手の信頼を裏切る、という行為につながるから。
・・ふんふん。
つまるところ、私にとって、約束は相手への信頼の形の一部だったりするわけだ。
それなら、この友人にとってはどうなんだろう??
頻繁に約束を破っている、遅れてくる
→約束をそれほど重要視していない、むしろ軽んじてすらいる様子。
何故軽んじるのか?
→大した約束ではない、と思っているから・・?
(確かに遊ぶ約束は重要度は低めだけど、私にとって約束は約束だと思うんだけど・・)
この友人は私のことをよく「とても大事な友達」と口では言ってくるけれども。
本当に「大切な友達」だと思っているのなら、
こんなに軽々しく何度も何度も約束を破るものなのだろうか・・??
う~ん。
実は口先だけで、実際は大して大切に思われてないんじゃ・・?(-_-;)
・・イカン。
何か疑心暗鬼になってきた(笑)
考えに行き詰って。
何かモヤモヤしたので、ことの顛末を旦那さんに話してみて。
その友人がどう捉えていると思うか、と意見を聞いてみた。
旦那さん「うん? あの人にとって”約束とは何か”って?? そんなの、有って無いようなものに決まってるじゃん? 一体、これまでに何回約束すっぽかされてると思ってんのさ(笑)」
・・そらぁもう、数えきれないくらいですがな(笑)
旦那さん「でしょ? 俺もだよ。だから、あの人に『約束を守らせようとすること自体、間違ってる』んだって」
(いや、『守らせよう』とはさほど思ってないけどさ。もう今さらだし。。)
旦那さんの上記発言を聞いて「それもどうよ」というか「そこまで言うかw」と思ったけれども。
まぁ実際「そう言われてもしかたないだけの事を本人がやっているんだからそこまで言われても仕方ないか」と思ったり。
私「でもさ、大切な相手との約束って、守ろうとするものじゃない?? 私のことやあなたの事を”大切な友達だ”ってよくあの人は言ってるけど、約束を破る、ってことは相手の信頼を裏切ることでしょ? ということは、さほど大切に思ってないんじゃないか、とも取れるんだけど。」
旦那さん「(苦笑)・・うん、あの、だからね、言ってるでしょ? あの人は”フツウ”じゃないんだってww」
ひどい言われようだ(笑)
旦那さん「俺と君にとって(の価値観として)は、確かに約束を守るってことは大事なことだ。何故なら、相手との信頼関係に関わるから。
でもね、あの人はそこまで考えれてないから。」
・・・・・・・。
えぇえええええええええっつ?!!!!
いやいやいやいや。
さすがにそれはないでしょ。
思わずそうツッコミ入れたけど、真顔で返された。
旦那さん「言い方は悪いけど、あの人は自分の事しか考えてないんだって。だからほかの人の事なんて目に入ってないんだよ。考えようによっては、あの人が一番純粋に、物事を楽しんでるんだよ。だって自分が一番やりたいことを常にやっているんだから。」
ああぁ、なるほど。。(確かにそうだ。。)
旦那さん「確かに約束はよく破るけど、その時の言い訳がすーごい上手いでしょ? そして明るくて場を盛り上げたり和ませたりするのがすごい上手。なかなか憎めない性格をしてるからみんなが「いいよいいよ」とか「まぁ、仕方ないか」で許しちゃってる。それが当たり前になってるから、『約束を守ろう』という意思が希薄なんだよ。だからずっと繰り返してる」
なるほど。。
「だからそういう風にあの人に対して真剣に悩むだけ時間がもったいない」と言われてしまった・・(笑)
あとは「君は人に肩入れしすぎだ」とも言われた。
ふむぅ。。
わかっちゃいるんですけどもね。
でも自分の事を「大事だ」と言ってくれてて、自分にとっても大事だと思える相手なら、力になりたいと思うじゃん??
旦那さん「まぁ、そこが君の良いところでもあるんだけどね(笑)
君はどちらかというと、人との付き合いを時間軸で人を見るでしょ。相手との付き合いの長さが一つの基準だったり。」
私「う~ん? 確かに付き合いの長さも多少重要だけど、でもそれだけを基準にはしてないかな。長くても波長が合わなければそこそこの距離感でずっとな相手も居るし。それこそ相手によるよ。」
旦那さん「でも、付き合い長かったらそれなりに大事にするでしょ」
私「まぁ、よっぽどでなければ無下な対応はしませんがな。(それ自体は、何も特別な事ではないと思うけど・・??)」
あぁ、でも・・どちらかというと、相手の声のトーンだったり、
言っている内容に重きを置く(信じてしまう)傾向はあるかも。
私「じゃあ逆に、そっちは何を基準に人との付き合いを判断してるの??」
旦那さん「結果と実績。今回の話で例えるなら、重要なのは『約束が果たされたかどうか』ということ。その一点だね」
・・・・うう~ん、なんというか、
現実的(?)すぎて拒否感が・・orz
旦那さん「(笑)例えば、よく会社に遅刻する人が居たとする。毎回『今日は渋滞でバスが遅れた』『具合が悪そうな人がいて、救急車を呼んでた』とか理由をつけてくる。それは事実かもしれないし、嘘かもしれない。ちゃんと調べれば事実確認できるかもしれないけど、いちいちそこまでやる必要はないでしょ。」
まぁ、それは確かに。
旦那さん「そもそも、嘘か本当かは大して重要じゃない。重要なのは『今回どうなのか』と『今までどうだったか』。
どんな理由・事情があったにしろ『今回遅刻してきた(決められた時間までに会社に来なかった)』という結果に変わりはない。
それがずっと続くと、実績を積めない(信頼されない)→いつまでたっても雑用みたいな仕事しか任せられない、ってなる。
でも、それは本人がこれまでしてきたことの積み重ね。それについて本人が愚痴言おうもんなら「それは仕方ないんじゃないの?」ってなるでしょ。」
うん、まぁ、それはね。
旦那さん「あとは、その人の今後の結果を継続して見ていく。その積み重ね、繰り返しだね」
ふむむむ。。
なるほど。
信頼も実績も、積み重ね。
うん。確かにそうだね。
納得。
あとは、話しながらぽつぽつと、思い出したこと。
「言い訳が上手い人とは付き合うな」という言葉。
「現在のあなたは、あなた自身が望んだ姿です(今までにあなたがしてきた選択の積み重ねが、今のあなたを作っている)」という言葉。
(どちらも旦那さんが言ったことではなく。
今までに読んだ本の中に書いてあった言葉です。)
”言い訳が上手い人とは付き合うな”
・・そういえば。
今は縁が切れたあの人も、言い訳がすごい上手かったなぁ・・と。
(今回の友人と同様、もっともらしい理由をつけて頻繁に約束を破ったり、約束の時間に遅れてくる人で。しかもほぼ毎回のように(事実かどうかは不明だが)「こういう事情だったんだ。だからあなたとの約束を守りたくても守れなかった。私自身も迷惑を被った被害者なんだ!」という説明やそれについての愚痴を長々と私にしてきていたなぁ。。)
↑もっとも、それが事実だったとしても『その起きた事態にどう対応するか』という最終判断(約束よりもそちらを優先する、ということを決めたの)は自身でしたものなのだから、
『だから約束を守れなかったのは私のせいじゃない、仕方のない事だったんだ』というスタンスは(私からすると)ちょっと疑問なんだが・・とよく感じていたけれど。
(もちろん”約束は約束なんだから何がなんでも守れよ”と思っているわけではない。内容や状況によってはそちらを優先すべきケースも当然あるし)
(※今回のケースが『私のせいじゃない』と言っているかどかはさておき。)
・・・・・・・・。
同じパターンぢゃん。
学習能力、皆無なんだな。自分...orz
うん、これからは結果重視だ!
「何でそうなったか」っていう理由は重要じゃない。
結果で判断しよう!(そう心に誓う)
そして守れなかった約束に対して「言い訳をする人」(→客観的な事情説明でないもの)「私も大変だった」「私も被害者なんだ」という方向に話を持っていく人には気を付けよう。
重要な局面で「私のせいじゃない」「仕方なかったんだ」と自分が下した決断に対し、責任転嫁や言い逃れをしてくるケースが今まで非常に多かった。
”今までにあなたがしてきた選択の積み重ねが、今のあなたを作っている”
・・何を積み重ねたいか、これからどうなりたいか。
これはいつも考える内容。
自分で経験していく中で、考え、気付き、学び取っていくもの・・なんだと思う。
(人のことを他人が指摘するなんておこがましいことなんだ、という考えも私自身、一部あり。でも、その人のためを思うなら、言ってあげるべきなんじゃないか、という矛盾した考えも両方持ってる。ので、けっこう悩む。)
→でも結局。
人に指摘されたところで、頭でなんとなくわかっていたとしても、
実際に自分が経験して「なるほど」って思わなければ忘れてしまうわけだし。
「ふ~ん」で終わってしまったりするわけだし。
(↑私の”言い訳が上手い人とは付き合うな”が良い例だな)
人によっては逆ギレしてきたりするし。。(これは非常に悲しい)
だったら・・言うだけ無駄か。。(遠い目)
あとは。
(まだあるんかい、とは言わないでw)
”謝罪って、いったい何のためにあるんだろう”と。
謝ることで、相手の感じた痛みや、不快感を和らげること?(だろうか)
けれど。
私にとっては(例えが悪いかもしれないけれど)なんだかお茶を濁されているような感じ。
別に許さない(←という表現が的確かはわからないけど)わけではないけれど。
大抵の事は「いいよ。」で流すけれど。
でも。
相手がそれを伝えてきたところで、解決にはならない。
起きてしまった事に変わりはないんだよね、とどこかで思ってる自分がいる。(←かなり冷淡だな)
じゃあ、逆に。
私が相手に対して”悪いこと”をしたとき。
何のために謝るのか??
→自分の非を認めて、相手の不快感を少しでも和らげるため。
あとは?
・・自身の罪の意識から逃れるため。
(相手に謝った、という事実から来る安心感・自己満足)
・・・アカン。
私、そういえばこういう奴やったわorz
プチ自己嫌悪。
・・でも。
同時に「何が悪かったのか」とか「どうしてこうなったのか」とか。
いつも考えてる。
「どうしたら回避できただろうか」とか「同じことを繰り返さないために、何が必要か」とか。
私にとっての”謝罪”は。
まずは客観的な視点から見て、自分の非をきちんと認めること。
(自分が下した決断について、自身の責任であるということを認めること。起きた出来事のせいにしない。)
そして自分の至らなさゆえに、相手に与えた不快感の緩和。
それと。
同じことを繰り返さないために対策を考え、それを実行すること。
・・・考えてみたら、至極当たり前のことでしたorz
でも「必ずできているか」と問われると返答に困る。
正直、ハッとした自分が居ました。←オイ。
・・うん。
『私は、こう在りたい』
改めて。
ちゃんと、意識していこう。
そう、思った。
色々と考える、良いキッカケを頂きました。
そのきっかけをくれた友人にも。
かなり面倒な(はっきり言って迷惑な)問答に、根気強く応じてくれた旦那さんにも。
最後まで読んでくれた方にも。
感謝感謝。