deep-blue00’s blog

ゆるさ、模索中。

シアワセな夢

 

自分のブログの、昔書こうと思ってそのままになってる下書き記事に、上記の題名のものがあって。

題名だけで、内容は書かれていなかったけど「あぁ、あの話だな」って思って。

ちょっと思い出して懐かしくなったので、書いてみた。(2017.9.22)

 

 

 

独身時代、私と旦那さんは遠距離恋愛で。

頻繁に逢うことができなかった。

その代りに、毎晩ネット回線を使って通話をしていた。

そのままお互いに寝落ちしてしまって、朝まで通話を繋ぎっぱなし、ということも多々あった。

 

 

その日も、いつの間にかお互いに寝てしまっていて。

朝目を覚ますとヘッドセットの向こうから彼の寝息が聞こえていた。

 

彼を急に起こしてしまわないように、(でも彼は目が覚めてから頭が冴えて実際に起き上がるまでにかなり時間がかかるタイプなので、徐々に起きれるように)

こちらのマイクは小音に、向こうの音声はスピーカーに設定して支度をしていると、途中で不意に話しかけられた。

 

 

彼「〇〇・・?(←私の名前) 〇〇なの・・??」

おぉふw

パタパタと戻ってヘッドセットを付ける。

 

 

私「うん。そうだよ^^」

彼「どうしてここに居るの・・?」

 

 

どうやらまだ彼は夢の中の様子。

 

たぶん、私が彼の部屋にいる夢を見てるんだろうな。

でも残念ながら、私は私の部屋に居て。

彼は彼の部屋に一人で居る現実なのだけれど。。

 

 

でもそれを知らない、まだ夢の中にいる彼の声はかなり幸せそうな、うれしそうな声で。

どう返せばいいか、一瞬迷った。

 

幸せな夢なら、もうちょっと見させてあげたい。

でも、あまり良い返答をしすぎると、現実に戻った時にちょっと落胆するし・・。

 

 

 

悩みつつ「・・うん、なんでだろうね?^^」と、返す。

できるだけ柔らかい声のトーンで。

 

 

起こさないようにと、声のトーンとボリュームに気を付けたけれど。

間もなく大きく息を吸い込む音がして。

布団の中で体を伸ばし、シーツが擦れる音と、吸い込んだ息をはき出すと同時に「んんん・・・??」と、覚醒した感じの声が聞こえた。

 

 

彼「・・・。俺、いま寝言いってた・・?」

私「うん。言ってた(笑)」

彼「・・だよね。」

 

 

朝からほほえましい感じの出来事だった。

 

 

今は一緒に住んでいて、並んで寝るのが当たり前になっているけど。

こんな時もあったなぁ、って。

懐かしく思った。