deep-blue00’s blog

ゆるさ、模索中。

夫婦のリラックス時間

今週のお題「リラックス」を見て、「一体どういう時にリラックスしてるだろう…」と真剣に悩んだ。

朝は旦那さんの朝ごはんと、並行してお弁当の準備。それが終わったら食器洗い、洗濯、敷きマットを上げて風を通して、布団干し。作業をしていると「あぁ、あれもやっとかないと」と、やる事が次々と出てくる。一段落ついてソファーに腰をおろしてお茶を飲みながらホッとひといき…と思いつつ、頭は冷蔵庫の中の味噌汁やおかず・野菜の残量を思い浮かべて「夕飯は何にしようかなぁ…どんなメニューだったら旦那さん、嬉しいだろう。今日は何時頃に帰ってくるかなぁ…」とか、やっぱり次の事を考えてる。
とにかく、何か考えてばかりだということに気付いた。休憩していても、終っていないことが頭の隅をかすめてしまい、なかなか気の休まる時間がない。
旦那さんはもっと忙しい。

「精神労働と違って、ちゃんと目に見えて片付いていくのがわかるから前職に比べたら断然楽だよ」と本人は言っているけれど、職場に12時間以上居ることは決して珍しくない。楽なはずがない。けれど頼まれると断われない性格だし、そもそも残業してる人を残して帰る、ということを気にするタイプなのでやっぱり残業になる。
こっちとしては体のことも考えて定時・もしくはほどほどで帰ってきてほしいところだけれど上記のような性格の人なので、それを言うと今度はこっちにも「遅くなってごめんね…」と気を遣うのでいつも「遅くまでがんばったね。お疲れさま(*^^*)」と言うに留めてる。

そんなうちら夫婦のリラックスタイムって何だろう。一緒にご飯食べてる時かなぁと考えたけれど、もっと他にもあった。週に何度かあるゴミ出しの日である。
我が家では前日の夜にゴミを出しに行く。「ゴミ出しに行こう」という旦那さんの一声をきっかけに、キッチンやら寝室やらリビングからそれぞれゴミを集めてきて、家の戸締まりをして近くのゴミ出し場まで手を繋いでゴミを出しに行く。そして、ゴミ出しが終わると決まって近くの田んぼをぐるっと散歩するのだ。
夏はカエルが賑やかに鳴き、手持ちの懐中電灯で水路や田んぼのザリガニを見つけ。秋はコオロギやスズムシの音色を聞きながら澄んだ空を見上げて星をながめる。「肌寒くなってきたね〜」と言うと、旦那さんが自分のダウンジャケットの袖に私の手をいそいそと招待してくれたりする。それなら普通にポケットに招待してもらった方があったかいと思うんだけど。そう思いながらも一生懸命袖を伸ばしてる姿を見て、思わず笑ってしまう。

一緒に肩をならべて歩いて、同じものを見て、一緒の時間を共有する。本当に短い時間なんだけど、うちら夫婦にとってはきっと大切な時間なんだな、って思った。
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