福島旅行〜2日目〜
初日その後。ペンションに一泊して、温かく美味しい夕飯に舌鼓をうって。(ご飯もしっかりおかわり)
夕食後、ペンションのオーナーにカメラの事や野の草花について沢山のことを教えて頂いた。
実はつい数日前にカメラを購入したのですが、ボタンを押す度に出てくるアルファベットや数字に目を回していて。操作も思うようにいかず。「私にカメラは早すぎたんだろうか…orz」と早くも挫折しかかっていたところでした。
オーナーは「ならカメラを持っておいで。僕のカメラとは違うけど、基本的な部分は同じだから」と促し、カメラを携えて戻ってきた私に基本的な操作方法とド素人の私が写真を撮るにあたって必要なことをポイントを押さえて教えてくださって。おかげでカメラの操作がスムーズになった。
でも何より「こんな事もできるんだよ。」「こうすると、こういう風にもできるんだ。ほら、できたじゃないか!」とカメラを持って出かけることにウキウキする気持ちを与えて下さったのが、1番ありがたかった。おかげでベッドに入る頃には2日目の散策が楽しみでしかたがなかった。
散策が更に楽しみになったのはオーナーから野鳥の話を聞いた旦那さんも同じだったようで。朝、目覚ましが鳴って5 分で外出する身支度を整えていた。普段、目覚ましが鳴ってから30分は布団の中でモゾモゾしている人物とはとても思えない速さでした(笑)
ペンションの近くを散策すると、茎の長いたんぽぽのような花がきれいに咲いていて。早速カメラを構えて写真を撮っていると、ハチが花の蜜を集めにやって来ました。朝早くから働き者だなぁ…。
しばらくすると、近くの木で鳥の鳴き声がして。振り返ると、アオゲラの夫婦?がやって来ました。
↑こちらはご夫人のようです。アオゲラって体にハートの模様が沢山あるんですね。写真撮ってる時は夢中で気づきませんでしたが…。
ペンションで朝食を頂いた後、池でボート遊びをしていると向こう岸のあたりに何かがヒラリと舞い降りた気がして。「ごめん。ちょっと双眼鏡貸して。」と旦那さんから双眼鏡を強奪。←バードウォッチング用に持ってきた。
旦那さん「えっ、なになに??」
私「池のほとりに何か来たように見えた。」
もしかしたらカワセミかも、と伝えて双眼鏡で探してみると…
私「いた(笑)」
旦那さん「ちょっ、マジで?どこ??」
私「ボート揺らさないで。カメラ手ブレする…!!」
旦那さん「双眼鏡!!」
ヒソヒソ声でぷち口論しながらカワセミ観察&撮影。そして昨日霧で見えなかった雄国沼にも再訪問。
昨日の濃霧と強風が嘘のような晴天で。「もう一度、来てみて良かった」そんな話を旦那さんとしながら、福島を後にしました。出会いと発見が盛りだくさんの旅行でした。