我が家の小さな秋
今週のお題「紅葉」
朝方、肌寒さで目が覚めた。しっかり布団を掛けていたけど、どうやらそれでは足りなかったようで。ゴソゴソと薄手の掛け布団を引っ張ってきて上に追加する。
隣の布団に視線をやると、旦那さんがまるで猫のように背中を丸めて薄手のブランケットに包まっていた。布団の隅には蹴ったくられた綿布団が転がっている。
何をやっているんだか、と笑いながらそっと綿布団を上に掛けると今度は大の字でスヤスヤ。
私も再び頭を枕に預けたものの、何だか目が冴えてしまいなかなか寝付けず。
温かい飲み物でも飲んでみようとお茶をいれ、クリスマスカラーのブランケットに包まりながらリビングのソファーに腰かけてちびちび飲んだ。
そろそろ厚手の毛布の出番だろうか、とひんやりした足先をこすり合わせながら考えていると窓辺に置いた観葉植物が目に入った。
年中青々とした葉っぱをしげらせているイメージが強いガジュマルだけれど、今年9月に我が家にやって来た窓辺の小さなガジュマルは小さな葉っぱ数枚を黄色く衣替え。
こんな所にも秋が来てるんだな、と微笑ましく思った。