deep-blue00’s blog

ゆるさ、模索中。

時は戻らない。

今回の記事の内容は私的かつ、気の滅入る話です。


文も内容も相変わらずダラダラ、ドロドロ。
書いている自分自身も、未熟だなぁと思いつつも気持ちの整理兼、教訓(あとは愚痴)として残しておこうと思って書いたものです。

誰かを傷つけるかもしれないし、正直なところ、読んでほしくないなぁ…が本心。



簡潔に言うと。

読むことをお勧めしません。
うん、以上。

以下、本文。(雑。)























過ぎてしまった時間が戻ることは二度とない。
それは、誰もが知っていることだと思う。


けれど、私は自身に起きたとある出来事で
『それ』をきちんと認識できている人はどれだけいるのだろうと、ふと疑問になった。




私はかつて、友人に縁を切られたことがある。
「どうしてわかってくれないの!」というニュアンスの言葉を投げつけられ、矢継ぎ早に「もう連絡してこないで!!」と相手からブロックをくらったのだ。



私は正直、ショックよりも『またか…』という呆れの気持ちの方が大きかった。
この人物からブロックをくらうのはこの時が初めてではなかったし、ブロックには至らないまでも似たようなことでその相手がかんしゃくを起こすことが、ままあったのだ。


原因となるキーワードはいつも『約束』だった。



この相手は私との約束の時間に遅れてきたり、来たとしても途中で離脱してしまったり。そもそも予定自体をキャンセルしてしまう、ということをよくやった。
頻度としては5回中、2回〜3回くらいだろうか。
(※10〜15分ほどの遅刻はこれに含めない)


その理由は様々で。

急に親戚が来て、これから親戚・家族で出かけることになった。
職場で欠員が出て、他の人がみんな黙って帰ってしまったので自分が残ることになってしまった。
恋人の機嫌が悪いので、ご機嫌を取りに行かないと後で面倒なことになりそう。
帰り間際に変なお客のクレーム対応になり、同じ話を延々されていたので遅くなった。
友人の間でトラブルが起きてるみたいで。どうしたらいいかって今、メールで相談を持ちかけられている。



などなど。



私はとくに相手を引き留めなかった。
そしてそれらの事情で約束を反故にされたこと自体を理由に怒ることはしなかった。


ただ、
・「ホントごめんね…」と毎回申し訳なさそうに言いながらも、いつも同じようなことを延々繰り返している点。
・遅れてきた際(もしくは次に会った際)に、その出来事に関する愚痴を長々と聞かされる点。
・「そんな周囲の勝手な都合に振り回される自分はとても不幸で、可愛そうな人間なんだ」という主張。

これらがほぼ毎回、しかも『セットで』付いてくるのが正直シンドかった。


そしてそのうえ(上の最後の項目と、やや被りますが)それをやっている本人が
・「私が好きこのんでこの選択をした(←私との約束を反故にするということ選んだ)わけじゃないんだから、私は悪くない。私も被害者なの。(まったく、ヒドい人たちでしょ??)」というスタンスだった。



あるとき。起こった出来事に対していつものように長々と愚痴をこぼしてくる相手に
「でもさ、その選択肢を選び取ったの、自分自身だよね??」

そうやんわりとツッコミを入れたことがあったけれど「だってそうしないと結局、あとでもっと面倒くさいことになるから、どうしようもないでしょ…(だから私を責めるのは間違ってるでしょ、)」と遠まわしに言われた。


だったらそもそも、それを選択しないで済むための方法があるんじゃない? と、あれこれ提案をしてみたりもしたけれど、全てにもっともらしい理由を付けて「だから他の選択肢は無理なの、だから私はこれを選ぶしかなかったんだ」と言ってきた。

私はそれならとまた別の機会に、今度は逆に、自分で他の選択肢がないかを模索してみることを促したりもしてみたけれど、結果は同じだった。
しかもその話をすると相手は「私だって色々考えてる。でもあなたはそんな私の気持ちをちっともわかってくれないんだね。私だってあなたとの約束を守れなくてツラいし悲しいし、だからこそ、こんなに苦しんでいるのに…」というようなことを言って不機嫌になった。


私の心が狭いだけなのだろうか…と、当時の私はよく悩んだ。





ここまで書き起こしてみて、私は以前
自身の旦那さんと今回と似たような別件で
「なぜこの人(※今回とは別の人)は、何度も繰り返し約束を破るのか」ということについて話をしたことを思いだした。


そのとき旦那さんは「『約束を守ることは相手との信頼関係に関わる大事なことだ』ということを、認識できていないからだよ」という見解を示していた。


その時、私はその見解に納得していた。
けれど今回、この話を書いていて私が思ったのは、また別の見解だった。





私がこれまでに接触した『人との約束を頻繁に破って毎回必死に謝ってくるけど、ずっとそれをくり返す人』が、そうするのは何故か。それは


一つは
心の底では「本当は自分は悪くない、だから赦してもらえる。(だって、他にそうするしかなかった。だから仕方なかったんだ。)」と思っているから。

もう一つは
「時が戻ると思っているから」




『時が戻ると思っているから』とは。

自分が約束を反故にした相手に誠心誠意、謝罪をして赦し(もしくは同情の言葉)をもらえれば、今回のハナシはチャラ。

約束をする前の状態にお互いに戻れる、と思っている。
謝って赦してもらえさえすれば、その時点で『毎回』、『何度でも』リセットできる。まるでTVゲームのように。



一方、された側はこれまでに相手にされたことを全てカウント(記憶)している。
(もちろんキッチリ正の字を書いたりはしてない。『確かに覚えている』という意味)
ので、それが何度も繰り返されると最終的にゲージが溜まってリミット技を発動(=キレ)したり、あきらめたり、距離をおいたりするパターンが多いかと。

(私は怒らずに冷静に話をした結果、ブロックをくらいましたが…。相手は責められていると受け取ったんでしょうね。)


まぁそんな、私なりのひとつの仮説でした。




…もしも。

もし、何度もくり返しくり返し、友人や大切な人に約束を破られて。
でも毎回、必死に「ごめんね」「本当にすまなかった」と謝ってくる相手に怒ることもできず、
「約束を破られたことに、怒りや悲しみを感じる自分がオカシイのかな…」「赦せない私の心が狭いだけかな…」と悩む人は。

そういうものの見方もできるんじゃないかな、と。
そういう、お話です。



※もちろん「一度約束をしたなら100%守れ」というわけではなく。(緊急かつ重要度(優先度)の高いことも実際、起こるということも良く理解しているつもりです。)

でも。
会社や学校、上司や先生に対してはやらない。でも友人に対しては、よくやってしまっている、という方は。
された相手がそれによって悲しんでいるということを、いま一度、考えて欲しいと。
そう、思います。



ちなみに。
お仕事や家のことなどが忙しすぎて。
でも、なんとか…なんとか、家族との時間・約束を持ちたい、守りたい。
そう思っておられる方は今回私の話の例に出てきた方とは、もちろん、全く、違いますので。
どうか、傷つかないで欲しいです。
(すみません、自分勝手すぎる主張で……)








ここからはとんでもなく、余談です。

ブロックをくらった話。
実は後日談があります。


それから数ヶ月後、相手から一通の謝罪のメッセージが届きました。
…が。
私は(目を通したものの、)返信はしませんでした。
(これ以上、あの人に関わるのはもう無理…と自分のメンタルから判断。そもそも返信不要と書いてありましたし)



でもそれから数年の月日が経ち。


私は「もうこちらは気にしていないよ」という旨のメッセージを、相手に送りました。
(※私にかけられていたブロックは、相手がこちらに謝罪メッセージを送ってきた時点で解除になっていた様子。)


すると「ずっとずっと、待ってた。信じてた。もう一度、また話せるって。話したいよ…」という旨の返信がきた。



正直、私は謝罪の言葉なんて必要としていないし、
(本当に相手のためを思うなら受けとめるべきでしょうが…)
冷たいようだけど、元の関係に戻る気も無い。
(話をしたら相手にすがりつかれそうで。(※過去にこの相手に何度かそれをされたことがあった。)話をするのを躊躇したのは、それが正直、怖かったというのが本音。)


ただ。

もしも、相手が過去のことに、今もとらわれたままだとしたら。
いつまでも相手に「あのとき私はあの人に酷いことをした…」って思わせたままにさせておくのは、酷かな…と思い。

『もうそうする必要はない。
前に進んでくれれば。私はそれで良い』ってことを、伝えたかった。
メッセージを送った理由は本当に、ただ、ただそれだけだった。


私は(上記の内容は告げず)ひとまず、「話はしないよ」という旨を返信をしたところ。




「私と向き合う気がないのなら、もうメッセージを送って来ないで」的な返しがきて。


まさかの再ブロック。







…う〜ん。


やっぱり、話しさえできれば赦してもらえる
→「時が戻って元通り、」と思っていた…のか…?;
(いや、私が頭が悪くて、相手の気持ちを察しきれていないだけ…か…??;)


私はこれまで、この相手にこういう時、ずっと「もういいよ、事情は充分わかったし。大変だったね」って言ってたから、それを期待してた…の…かな…ぁ…


でも、もうこれまでに「私は悪くない、悪いのは他の人なんだ」と、愚痴やらなんやらをくり返し聞かされていたので…さすがにもう、こりごりで。





…うん。

もう、関わらんどこう。
今の私なりに、やれる事はもう充分、やったし、と。

そう、結論付けました。





今回の件で、安易に約束をするのも考えもんだなぁ…とあらためて思ってみたり。


でもこの事を「いいじゃん。ひとはひと。いろんな人がいて当たり前。自分は自分でしょ」と、頭では何となくわかっていても、本当に心の底から思えない私は、やっぱりまだまだ未熟なんだなぁと考えたりしました。


価値観は、人それぞれ、なんだけどなぁ…。。
やっぱり頭、まだまだ固いんだなぁ…

そんな自分に、悶々としました…(;^ω^)



でも、この件を通してまた少しは、考えて学ぶことができた…のかな。
そう、思いました。