deep-blue00’s blog

ゆるさ、模索中。

満月の夜の考え事

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調べ事をしていたらスーパームーンだということを知って。
ベランダに出て夜空を見上げてみました。
手すりの影がベランダにくっきりとできるくらい、明るい月夜でした。

パワーストーンに月光浴をさせるといい、という話を思い出して。
しばらくの間、一緒に月光浴。
・・さすがにちょっと肌寒かった(笑)


その後、部屋に戻ってココアを淹れて一息つきながら
友人から届いたLINEを読み返していました。


Hさんの気持ちに気付かなかったが故に、傷つける発言や、
悲しませる発言をたくさんしてしまった。
早く気付いてあげられなくてほんとうに、ごめん。

そんな、謝罪の文章でした。


  謝る必要なんて、ないのに。
そう思いながら、友人の文章を眺めていました。

突き放す意味ではなく。
人が物事をどう感じるかなんて、その人の立ち位置一つで変わるものだから。


一番理解してほしい相手だったから、伝えた気持ちを理解してもらえずに
逆に責められた時は正直悲しかったけれど、
でも友人のその立ち位置からすれば私に向けられた言葉は至極当然のものであったし、
そう言われることを想定したうえで自分の気持ちを伝えていたから
責められた時もそれほど痛みは感じていなかった。


むしろ私と関わることで、こんなに辛く苦しい思い、悲しい思いをさせたんだな、ということを
涙ながらに私を責める友人を見て、申し訳なく思っていたから。



『ちゃんと、声で 言葉で謝りたいよ
 大好きなんだ離れたくないよって伝えたい』



たくさんの想いが詰まったメッセージを読みながら、それを打っている友人の姿を思い浮かべて
「あぁ、また私が泣かせたんだろうな」と何とも言えない気持ちになった。


  満月は、解放の月。浄化の月。
悲しみも苦しみも、月が全部洗い流してくれたらいいのに。


そう思いながら、間もなくかかってくるその友人からの電話に、返す言葉を考えていた。

「ネギ、いるか?」

元相方(←※このブログに最近出てきてた人ではなく。もっと前の輩(笑))と一緒に居た時のこと。

 

布団を干すついでに、ゲーセンで取ったぬいぐるみをベランダに干していたら、同じキャラクターのぬいぐるみでも、手触りが違うものがあることに気付いた。

 

 

「これとこれ、手触り違くない??」

「うん?? ・・ああ、本当や。言われてみれば確かに違う。ウン。」

 

 

そんな話をしながら元相方と二人でラビットファーのぬいぐるみを触り比べていたら、突如、ベランダの向こうから声がした。

 

 

「ネギ、いるか?」

 

 

顔を上げると、ベランダの向かい、隣の民家との間にあるブロック塀と、その上に設置された目隠し用の板の隙間(約10センチほど)から、初老の男性が腰をかがめてこちらを覗いているのが見えた。

 

・・いや、てか、

 

 

何でそこから声掛ける。

そして何故にネギ。

 

 

横で「えっ、あぁ、はい。いいんですか?」とフツウに対応してる元相方にも心の中で「いや、もらうんかいっつ!!w」とツッコミ入れつつ、色々と予想外すぎる展開にツボって傍らで肩震わせながら笑い堪えてたら「なら、玄関まで取りにおいで」とトントンで話進んで。

素直に「ちょっともらってくる」と靴履いて出ようとする元相方に「いや、手ぶらで行くな。なんか持って行けw」言って、先日実家から貰った果物か何かを持たせて結局一緒に隣のお宅の玄関まで貰いに行った事があった。

 

ブロガーさん繋がりでよく似た題名の記事を見かけて、そんなエピソードを思い出したので、思わず書いてみた。

 

あのネギのおじいちゃん、元気にお過ごしだろうか・・(笑)